地域交通委員会行政視察②
2023.10.31
二日目は、松本市における路線バス再編の取組みを学びました。
松本公設民営バスとして、松本市が制度設計し、民間事業者が運営運行(運営委託)するものです。これは、民間事業者への赤字補填、公設民営(自治体がバス所有し運行)、第三セクターなど従来の方式とは異なる方式となります。サービスレベルを下げないよう、インセンティブを持たせるなど、工夫が随所に見られました。
バス停のデザイン統一やエリアの見直しなど新しい形態で今年4月から『ぐるっとまつもとバス』として運用を開始しています。今後はキャッシュレス決済の対応やバス路線のない地域へオンデマンド交通の実証実験も進めていくとのことです。
松本市からは制度設計など細かい点までご説明いただき、また、実際に苦労した点など具体的な内容も伺う事ができ、大変勉強になりました。