総務常任委員会報告:GWの渋滞対策にデジタルの力を!
2026.05.20
総務常任委員会が開催され、都市政策局等の主要案件について審議を行いました。
私からは、交通政策課所管の「令和8年度 ゴールデンウィークにおける渋滞対策の実施結果」について、市民生活と観光の調和を目指す観点から切り込んだ質問を行いました。
まず、市側が「目立った渋滞はなかった」とする混雑度合いの検証手法や、ここ数年の傾向を確認。さらに、パークアンドライド(P&R)駐車場間で「利用の偏り(東金沢駅や県庁への集中と周辺の空車)」が生じている原因分析と、今後の柔軟な誘導枠組みについて質しました。
その上で、これからの本市の交通需要マネジメント(TDM)として、デジタル交通サービス「のりまっし 金沢」や、バスのキャッシュレス決済基盤をフル活用した新たな仕組みを提案いたしました。
具体的には、
① 【短期的施策】:「のりまっし金沢」を活用し、P&R駐車場・路線バス・観光施設等の利用をセットにした「お得なデジタル企画券・割引クーポン」を繁忙期に戦略的に展開すること。
② 【中長期的課題】:駐車場の満空情報をリアルタイムにスマホ等へプッシュ通知する「動的運用」の調査研究。
という「短期・中長期の二本立て」によるアプローチです。
執行部からは、リアルタイム通知の技術的ハードルや運用の難しさに触れつつも、「割引やインセンティブを伴う企画券などの仕組みづくりについては、現在のキャッシュレス化の基盤やMaaSの枠組みを活かすことで、どのような工夫が可能か今後前向きに研究・検討していきたい」という趣旨の答弁がありました。
一足飛びにはいかない技術的な壁もありますが、今あるインフラを活かしたアプローチには市側も関心を示しています。これからも元エンジニアとしての知見を活かし、デジタル技術(MaaS)で市民の皆様の移動がより円滑になるまちづくりを粘り強く推進してまいります。

