市民福祉常任委員会 行政視察_前橋市
2025.10.01
最終日は、前橋市の「暮らしテック推進事業」を視察しました。マイナンバーカードと連動する「めぶくID」を核に、子育て支援や地域通貨・ポイント、行政手続き、民間サービスまでを一体的に利用できる共通プラットフォームが整備されています。運営は行政+民間会社の協働型。市民目線で利便性と共助を同時に高める仕組みを重視しており、行政だけでなく地元民間のノウハウ活用が進められていました。
特に印象的だったのは、地域通貨やポイントシステムがキャッシュレス決済や市民活動インセンティブと直結し、様々な生活・交流シーンをデジタルで可視化している点です。イベント参加やボランティア協力でポイントが付与され、経済効果とコミュニティ活性化が両立しています。
一方で、登録ユーザ率は現時点で8%程度とさらなる普及が課題。今後は認知拡大や参加インセンティブ強化が不可欠とのことでした。
金沢市のデジタルパスポート事業も、議会質問で取り上げた通り、こうした包括的プラットフォーム化や地域通貨・ポイントとの連動、そして民間の専門性活用、官民連携による幅広い市民参加促進が今の自治体DX推進で重要だと実感しました。
直接の視察から、離れますが、
前橋市中心部のけやき並木通りは、広い歩道とクッション性のある舗装が特徴で、歩きやすく快適です。ベビーカーや高齢者にも優しい設計となっていて、まちのメインストリートとして多くの市民に親しまれています。
また、前橋市ではこのけやき並木通りを中心とした都市空間のさらなる利活用や景観改善が都市計画・アーバンデザイン方針に盛り込まれ、歩道空間の活用・質の向上、そして歩行者がより快適に回遊できる仕組みづくりが検討されています。
金沢でも、今後も市民が安心してまち歩きできる都市空間づくりも考えていきたいと思います。



