【オーストリア報告 ③】世界遺産に響く邦楽と合唱の調べ:カールス教会コンサート
2025.10.23
世界遺産であるウィーン歴史地区に位置するカールス教会(Karlskirche)にて、「邦楽&合唱コンサート」を行いました。
音楽の都での特別な体験
石川公美先生の指揮のもと、合唱、琴、尺八のメンバー総勢64名が、音楽の都ウィーンの荘厳な空間で心を一つにした演奏を届けました。
カールス教会は残響が約5秒にも及ぶ、私たちにとって経験のない音響環境でした。この幻想的な空間で歌い上げた後の興奮は、これまでにない不思議な高揚感として心に残っています。
コンサートに尽力いただいたマルティン・ツェラー・マエストロによると、カールス教会に和洋の調べが響き渡るのは、いまだかつてなかったことだそうです。歴史的な場所で新たな音楽の歴史を刻めたことに、深い感動を覚えました。
静寂な中の聴衆の熱狂と金沢の独自性
来てくださった聴衆は、幻想的なプログラムに深く感動された様子で、終演後も席を立つことなく、急遽予定になかったアンコールを実施するほどでありました。
石川県音楽文化協会が毎年行っている「邦楽&合唱」の形式は、我々にとって馴染み深いものですが、この「邦楽と西洋音楽の融合」こそが、金沢らしい、世界に誇れる独自性を持った文化であると再認識しました。
金沢の魅力を世界へ
この唯一無二の音楽スタイルは、石川・金沢の魅力を世界に発信する強力なツールの一つであると強く感じました。
今回の経験を踏まえ、今後、この金沢独自の文化をさらに積極的に世界へ押し出していく方法について、深く考えてまいりたいと思います。




