Matching HUB Hokuriku 2025ーDay1
2025.11.13
「第12回 Matching HUB Hokuriku 2025」に出席いたしました。北陸の未来、そして金沢の地域経済の活性化に向けた、示唆に富む学びを得ました。
特別講演:上山 隆浩氏(岡山県西粟倉村役場 副村長)より
上山氏からは、「百年の森林構想」から「生きるを楽しむ」へと進化する地方創生の取り組みについてご講演いただきました。人口約1,400人の小さな村が、いかにして持続可能な地域づくりを実現しているか、その具体策を深く拝聴いたしました。
• 「百年の森林構想」:戦後植林された森林を「私財」から「公財」へと価値転換し、村ぐるみで育て上げることで、2058年に「百年の森林に囲まれた上質な田舎」を実現するというビジョンです 。
• 「6次産業化」と地域経済循環:単なる林業再生にとどまらず、伐採した木材を村内で家具やエネルギーに加工する6次産業化を推進 。これにより、地域内での生産額が向上し、新たな雇用が創出される「地域経済循環」の仕組みを確立されました 。
• 「生きるを楽しむ」ビジョンとローカルベンチャー:「百年の森林構想」で生まれた経済的な土壌の上に、村の明確なビジョンに共感した多様な外部人材を積極的に呼び込み、ローカルベンチャーを支援 。移住者が飲食業、福祉、ITなど多岐にわたる分野で起業する生態系が創出され、「土の人」(村民)と「風の人」(移住者・関係人口)の多様な関わりを促進されていることに大変感銘を受けました 。
この事例から、ローカルベンチャーの重要性を最認識いたしました。 地域固有の資源や特性を深く理解し、その価値を最大限に引き出す戦略が、持続的な地域創生に不可欠であると感じ、本市にも大変参考になりました。
北陸スタートアップ・エコシステム・コンソーシアム(HOSTEC)
HOSTECについての講演からは、北陸三県が一体となったスタートアップエコシステム構築の強い意志を感じました。
• ビジョン:北陸ブランド(医薬・ものづくり・繊維など)を核に、世界へ飛躍するグローバル・スタートアップの輩出 。
• 人材育成:特に、大学・高専発スタートアップ創出プラットフォーム「TeSH」を核とした、起業家精神を持つ担い手の育成に注力されています 。
これらの先進的な取り組みと、北陸が持つポテンシャルを掛け合わせ、本市においても、地域の特性を確り理解して、地域資源の活用とローカルベンチャーの創出を通じた「持続可能な発展」を目指してまいります。
二日目は、イベントのメインである、190のパネル展示があります。
北陸だけでなく、全国から集まった様々な事業や技術内容、研究シーズの紹介があります。


