コミュニティバスが入れない地域を救う、未来の公共交通(AIデマンド交通)を視察ー三鷹市

2025.10.16

東京都三鷹市が本格運行を開始した「AIデマンド交通」の先進事例を視察しました。

三鷹市は、金沢市にも共通する狭隘路が多い地域で、従来のコミュニティバス運行が困難なエリアを対象に、AIが最適なルートをリアルタイムで設定する予約型乗合交通を導入。実証運行を経て、R7年2月から本格運行へ移行した国内でも先進的な取り組みです。

■AIデマンド交通の主な特長と持続可能性

1. 運行の自由度: 小型車両とAI活用により、バスが入れない地域でも自宅近くの「乗降ポイント」で乗降が可能に。交通空白地の解消に大きく貢献しています。

2. 持続可能性: 運賃は1回100円(エリア内)と安価に設定しつつも、AIによる高い相乗り率で運行効率を追求。地域住民の利便性と事業の持続可能性を両立させています。

特に、高齢者の方やアプリ利用が難しい方への電話予約対応など、誰もが利用しやすいサービス設計について詳しくヒアリングしました。また、歳入・歳出の具体的な数字も提示いただき、予算面でも大変参考になりました。

金沢市でも、地域運営交通としてAIデマンド交通の導入を検討・推進する地域がありますが、三鷹市の事例から導入にあたって重視すべき点や、想定される課題とその解決策について詳細な知見を得ることができました。

三鷹市の成功事例を参考に、AIとテクノロジーを駆使した持続可能な地域交通の実現に向け、この貴重な視察で得た学びを今後の議論に活かしてまいります。

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